方広寺(ほうこうじ)
方広寺に行ってきました。
京都駅から七条通をまっすぐ20分ほど歩くと右側に三十三間堂、左側に京都国立博物館の交差点。そこを大和大路通り左へ数分。方広寺は巨大な石垣が続く豊国神社の北隣にあります。
大阪冬の陣のきっかけとなった「国家安康の鐘」があります。
この鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘文もはっきり読むことができます。鐘は重要文化財に指定されており、東大寺、知恩院のものと並び、日本三大名鐘のひとつだそうです。
お寺は柵で囲まれていて見学はできませんでした。でも鐘は無料で見学ができます。鐘がみれるだけでも歴史を十分に感じられるもので、訪れる価値があると思います。お寺の裏手には方広寺の大仏殿跡がこれもひっそりと何もない公園の様になっています。
方広寺(ほうこうじ)は、豊臣氏滅亡のきっかけとなった「国家安康の鐘」(重要文化財)で知られる。1586年(天正14)、秀吉が奈良・東大寺を模して建立したが1596年(慶長元)の地震で大破。豊臣秀吉の没後、徳川家康が淀君と秀頼にすすめ再興させたが、大鐘の銘に「国家安康・君臣豊楽」とあったのを口実の一つとし、大坂冬の陣、夏の陣を起こし、豊臣氏を滅亡へと追い込んだ。現在は鐘のみが現存する。
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